ジョリビーVSマクドナルド〜フィリピンのライス文化について〜

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ジョリビーVSマクドナルド〜フィリピンのライス文化について〜

フィリピンの食文化

と聞くと、皆さん何を思い浮かべますか?

実はフィリピンは

異様なまでのライス文化なのです。

日本人の米の消費量は1年で約70kgですが、フィリピン人は約145kgです。つまり、フィリピン人の米の消費量は、日本のおよそ二倍です。

日本人がお米を主食としている認識がかなり見劣りするぐらい,フィリピン人はお米が大好きなのです。

それが顕著に現れているのが

フィリピンのファーストフード文化

なんと人気を誇るメインメニューが

”パン”ではなく”ライス” 

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本当にフィリピン人がライスを愛している証拠です。

フィリピンで一番のシェアを誇るファーストフードは、

『Jollibee』 ジョリビー

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この可愛らしい(?)赤いミツバチさんが、ジョリビーのキャラクター

なんとも言えない表情ですが、決っして侮るべからず。

(ジョリビーの店頭に置かれているのは、蜂をイメージした可愛らしいキャラクターです。Jollibeeはもともと、jolleyなbeeという意味です。日本語だと「ゴキゲンな蜂」の意味。)

このジョリビーの店舗展開数は国内で900店舗以上、国外にも店舗展開しており、2018年にはなんと日本にも進出が予定されているとか…??

気になる”世界のマクドナルド”のフィリピンでの活躍状況はというと、

国内の店舗展開数は約500店舗約2倍の差がつけられています…!!

あの世界のマクドナルドはフィリピンではかなりの劣勢状況の模様。

打開策となるべく、マクドナルドも地域の食の嗜好に合わせるべく、ライスメニューを取り入れてる程。。。(ビックリです)

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以下、僕が実際にジョリビー・マクドナルドへ足を運び、店舗の雰囲気・商品の味・値段などそれぞれ感じた”食体験”をまとめてみました。

『Jollibee』ジョリビー

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早速ジョリビーくんがドアでお出迎え。

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店内は大盛況!!各レジに5組みずつ、結構待ちます。(5ー7分程)

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ファーストフードというよりかは、ファミレスに近いメニューのラインナップ

バーガーのメニューはさほど大きく表示されていません。

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チキン(グレービーソース付)・ライス・マカロニスープ・コーラ

これで99ペソ(日本円で220円程)安いですよね!!

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チキン・ミートソーススパゲッティ・コーラ

こちらもチキンセットとほぼ同じ金額で食べれます!

チキンは、外側がパリッと、中はジューシー、アツアツでかなりの肉厚感のある骨付チキン。美味い!!スパイシーとスタンダードのチキンとどちらか選べますが、個人的にはスパイシーの方は肉感がちょっと生っぽく合いませんでした。

パスタはというと、率直な感想は甘い。お子様向けなのかすごくケチャップ感が強い。またソーセージもフィリピン独特のものを使っていて個人的にはこちらも合いませんでした。

(マカロニスープ・ライスも普通に美味しくいただけます)

○総評○

ジョリビーはなんと言ってもチキン!ということに納得。素直に美味しいです。美味しいチキンを手軽に安心に食べるなら!間違いなくジョリビー。コスパも最高です。パスタは正直好みが別れるはず。地元のフィリピン人に聞くとジョリビーのパスタが美味しいと絶賛する友人も多いので、これは完全に味の嗜好の違いですね。ジョリビーは店舗展開数もかなり多いので、必ず赤いミツバチのキャラクターが目に入るはず..!!フィリピンにお越しの際はぜひジョリビーへ^ ^

『MacDonald’s』マクドナルド

これは日本の皆さんに馴染み深い。私個人の視点(元マクドナルド社員のため)からのコメントも入れさせていただきます。

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しっかりした店舗構え!デザインはほぼ最新です

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こちらモール内にある店舗、テイクアウト専用ブースあり

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店内大盛況!こちらはジョリビーに引けを取らず。

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マクドナルドのメニューもやはりチキン推し。

ちなみにマックにもパスタやハンバーグなどもあります。

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マックの看板メニュービックマック・ポテトもしっかり表示していますが、やはりチキンの存在感と比べると、少し寂しい。。バーガーの期間限定ラインナップなどのプロモーションも展開されてはいませんでした。(こちらもチキン推し)

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店員さんこっそり撮影、ホスピタリティ(接客)Good!!

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チキン(グレービーソース付き)・ライス・ポテトS(ジョリビーはスープ)・ドリンク これで99ペソ(日本円で約220円)こちらもジョリビーと同じ金額。

ちなみにハンバーガーは1個36ペソ(約70円ほど)日本であるチキンクリスプも同じ金額でたべれます!(チキンは日本よりも圧倒的フィリピンの方が美味しい)

○総評○

チキンセットで言えば、マックだとサイドメニューがスープではなくポテトが食べれるため、がっつり行くならマックの方がいいかも?しかし、チキンのクオリティはジョリビーと比べると少しパサパサ感が目立つ。ジューシーさにおいても負けてる気が。。(ボリュームに関しては負けていませんが!)やはりチキンはジョリビーの方が優勢なのは頷けます。マックの看板メニューのポテトのクオリティはしっかり基準通り(外側カリカリ内側ホクホク)、バンズ(バンズは特にもちもちしてて美味しい)やパティもしっかり熱々だったので、ポテトやバーガーの美味しさがフィリピン国民に浸透し受け入れられていけば、ジョリビーに打ち勝つことはできるかも..!!(ちなみに僕はタイ・韓国のマックに行ったことがありますが、ポテトは一番フィリピンが美味しかったです)

ただ、マクドナルドとジョリビーの違いは、並んだお客様への配慮の有無。マクドナルドは列ができると、レジとは別の店員さんが並んでいるお客様のオーダーを紙でとり、注文時間の短縮をしっかり図っています。流石に、スピードの感覚において、世界共通なことに安心しました。

っと、マクドナルドの方が熱く語ってしまいましたが、、(笑)チキン・ライスでいけばジョリビーの勝利、ポテト・バーガーのクオリティではマックの勝利。うまく使い分けていけばいいですね!^_^ただ、僕もついついジョリビーの中毒性には負けチキンを食べたくなり、マックよりもジョリビーに行っています。

っと、

フードコメンテーターっぽいブログになりましたが、ぜひ、みなさんフィリピンにお越しの際は、ジョリビー・マックどちらにも行かれることをオススメします!♪(´ε` )

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こう見ると、どっちも怖い、、、!!

この記事を書いた人

吉本 壮馬
1990年1月6日生まれ 現在29歳
高校卒業後、2011年3月(株)日本マクドナルドに21歳で入社、25歳で店長に昇格。友人を旅中に亡くしたことがきっかけで世界一周を決意し、場所にとらわれず仕事をするスキルを学ぶべく、2017年4月セブ島IT留学へ。在学中に学んだWordpress・ライティング・SEOの知識を生かして個人ブログサイト「そーまっく」を立ち上げる。
同年9月、半年間の留学を終える頃に、DMM留学・世界一周メディアセカパカの記事執筆依頼を受ける。現在は、記事の執筆・編集に加えて、webマーケティングに携わりながら、フリーランスとして活動中。セブ島生活2年目に突入

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