記事の書き始めはアウトラインから|重要性と使い方

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記事の書き始めはアウトラインから|重要性と使い方

こんにちは。

セブ在住ライターのそうま(@Soh0806)です。

今回の記事は前回書いた記事「ライターズブロックとは?|ライターの悩みを解消したい!<感情編>」の続きです。

この記事を書き始めた瞬間、これからライターのテクニックについて自分なりの考察した内容を連載で掲載していくことに決めました。笑 どこまで書けるか分かりませんが、お付き合いいただけると嬉しいです。(^-^)

 

前回は感情編ということでしたが、今回の内容はテクニック編「アウトライン」について書きたいと思います。

アウトラインとは文章の全体を考えるあらすじや目次にあたるものです。

ブログ記事に限らず、論文や会社のプレゼン資料を作る際など、このアウトラインのテクニックを実践するのとしないのとでは作業効率も内容のクオリティも大きく変わってきます。

今日はアウトラインの重要性から実践方法の概要についてお伝えします。

良い文章を書くには段取りで決まる

家を作るときは全体の設計図を考えて基礎工事から始まります。

いくら早く家を建てたい!デザインが見たい!と思っても最初の段取りが大切です。

それと同じように、早く良い記事を書きたい!と思っても最初の段取りが不十分であれば、良質な記事は完成しません。

この最初の段取りというのがアウトラインの作成にあたるのです。

次に思い出して欲しいのが、小学校の作文です。

作文は、原稿用紙に何枚分書くか?というのが提示されて、それに合わせて設定したテーマにあう文章を考えていきます。似たような文章を連続して書いたり ”、” や ”。”で文字数を稼いだりしたものです。w

作文は原稿用紙を見ても頭から平坦に書き続けているので、ずーーっとフラットな文章が続いていきます。やがて文章は途中で何を書いているか分からなくなり、本筋とは違う方向に流れてしまい、テーマが何か見失ってしまうこともあります。

フラットな文章は読みづらく、伝えたいことが伝わらない。

しかし、アウトラインがあれば伝えたいことが明確に伝わる、ゴールに行き着く道しるべのような働きを発揮してくれます。

アウトラインを作成していれば、あらかじめ文章の全体を考えているので書き始めが止まる現象(ライターズブロック)も最小限に抑えられることができます。

アウトラインのフォーマットはこれ

仮タイトル 

大見出し
 中見出し
 中見出し
 
大見出し
 中見出し
 中見出し
 
大見出し
 中見出し
 中見出し
※更に内容が深いものであれば、小見出しなどがついてくる。
仮タイトルは、記事の全体像を決める大切な要素です。ここで読者のターゲットもだいたい決まります。
見出しは、そのタイトルから派生していくサブタイトルや記事の概要を表すものです。
見出しとタイトルには密接な関係があるので、それぞれの内容は関連し合わないといけません。

アウトライン使い方の例

これは最近僕が記事を書いた時のアウトラインの一例です。
タイトル:セブで海のレジャーに飽きたなら次は山へ!ローカル登山マヌンガルの魅力

1. マヌンガル山とは
1-1.現地の人にもあまり知られていないマヌンガル山
1-2.マヌンガル山には大統領の慰霊碑がある
1-3.セブ市内の山を一望できるロケーション

2. マヌンガル山への行き方
2-1.スタート地点はアヤラモールから
2-2.登山口から頂上付近までの行き方
2-2-1. 徒歩
2-2-2. バイクタクシー
2-3.慰霊碑から頂上までの行き方

3. マヌンガル山の絶景
3-1.断崖絶壁?頂上から見た景色は圧巻
(写真掲載)

4. まとめ:登山好きは必ず行ってほしい!セブのマヌンガル山へ!

<解説>

タイトルからわかること

  • セブ島でレジャースポットを探している人をターゲットにしている
  • ローカル登山ということでマイナーな希少価値のある情報であることを伝える
  • 魅力ということで実際にそこへ行くように誘引している

見出しからわかること

  • 最初に概要を伝えることで読者の期待を高める
  • 次に行き方を伝えることで記事の有益性を高める
  • 最後に絶景の写真を載せて魅力を伝えることで満足度を高める

のように、タイトルと見出しは関連し合っていて文章全体には一つのストーリーが出来上がります。

またこのアウトラインの展開方法は記事の内容や読者のターゲットによって変わります。

そのためにも読者のニーズをしっかり理解してそれを反映させるリサーチ力も必要です。(また記事にします)

ブログではどうやって見出しがでるの?

例を挙げます。

これが大見出しです。

大見出し

これが中見出しです。

中見出し

ブログには上記のような見出しをつける機能があります。見出し2が大見出し、見出し3が中見出しとなります。

基本的に記事全体の内容がそんなに大きくなければ(1000〜2000文字)無理に大見出しから中見出しを作らなくても大丈夫かと思います。(僕の今回の記事は2000字ぐらいで見出しを各1個ずつにしています。)

ブログ機能に上記の画面がなければ、テキスト画面でコードを記入で反映させることができます。大見出し→<h2>文章</h2>、中見出し→<h3>文章</h3>となります。

まとめ:アウトラインを活用してスムーズな文章作成を!

いかがだったでしょうか?

記事の作成はアウトラインの知識を取り入れて実践するだけで、能率も記事の質も断然変わります!

ぜひ実践してみてください。(^-^)

この記事を書いた人

吉本 壮馬
1990年1月6日生まれ 現在29歳
高校卒業後、2011年3月(株)日本マクドナルドに21歳で入社、25歳で店長に昇格。友人を旅中に亡くしたことがきっかけで世界一周を決意し、場所にとらわれず仕事をするスキルを学ぶべく、2017年4月セブ島IT留学へ。在学中に学んだWordpress・ライティング・SEOの知識を生かして個人ブログサイト「そーまっく」を立ち上げる。
同年9月、半年間の留学を終える頃に、DMM留学・世界一周メディアセカパカの記事執筆依頼を受ける。現在は、記事の執筆・編集に加えて、webマーケティングに携わりながら、フリーランスとして活動中。セブ島生活2年目に突入

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