
こんにちは。最近Tシャツを新調した、そーまっく(@Soh0806)です。
突然ですが、みなさんは、いつか会社員としての仕事を辞めたいと思ったことはありますか?
僕もかつては、2年前まで会社員をしていて、約9年間飲食業の仕事に携わっていました。
仕事自体は楽しく充実していたものの、「このままの人生でいいのかな?」と、ふと思い悩むこともありました。
きっと、飲食(サービス)店の仕事に携わっている方だと、こんなことに共感されるかもしれません。
- アルバイト主体ではなく、社員だけの環境で働いてみたい
- カレンダー通りの土日祝日を思い存分味わいたい
- シンプルに、飲食以外の分野に挑戦してみたい
僕にも実際同じような葛藤があり、退職。そして、セブ留学に行き、それからフリーランスとしての道を歩み始めました。
知識・経験ゼロで飲食店店長していた僕がITフリーランスへ転身した理由
①世界を旅するのに、どこでも稼ぐスキルを身に着けたい
②自由なライフスタイルを味わいたい(土日祝日を休みたい)
③飲食店以外で働く選択肢から、自分自身の可能性を広げたい活動始めて2年目に突入!もっと力つけます🙌
— そーまっく🍟〝心を込めて書く人〟 (@Soh0806) 2019年1月1日
あれから2年。
今の感想は、今の生き方を選んで良かったと思いますが、飲食店時代の仕事への愛着心も未だにあります。
前の仕事に戻りたいという瞬間は結構あったりします。
今日は、なぜこのような考えに至ったのか、その過程を記事にしました。
この記事を通じて、僕が伝えたいことは以下の3つです。
- フリーランスに転身して得られた3つの人生の変化
- 仕事に対する価値観は、やり甲斐と関係するのか
- 最終的に大切なのは、自分という軸をブレずに持つということ
どうぞ、お読みください。
高校卒業後、2011年3月(株)日本マクドナルドに21歳で入社、25歳で店長に昇格。友人を旅中に亡くしたことがきっかけで世界一周を決意し、場所にとらわれず仕事をするスキルを学ぶべく、2017年4月セブ島IT留学へ。現在は、ライター、編集業務に加えて、webマーケティングに携わりフリーランスとして活動中。セブ島生活2年目に突入
この記事の目次
1. 飲食店社員からフリーランスに転身して得られた3つの人生の変化
その1:ノマドライフを送るための基盤づくり
僕が、なぜフリーランスになりたかったか?
それは、世界一周の旅をするためでした。そして十分な資金がない僕は、旅をしながらお金を稼ぐスキルを身に着けよう!という発想で、フリーランスという生き方を追い求めるようになりました。
実際、今仕事をしているスキルについては、基本パソコンがあれば完結できるものです。
自由な時間に、自由な場所で、仕事ができるようになりました。
2年前の僕は「特定の場所に行かなければ力を発揮できなかった=仕事ができなかった」という状況から考えると、今の自分はあり得ないことです。
夢にみた世界一周の旅までは、あともう一歩です。
その2:面白すぎる人との繋がり
僕が活動しているセブ島には本当に面白い人がたくさんいます。
セブ島で起業している人、現地の企業に就職している人、僕と同じようにフリーで活動している人、など、Facebookで見てもざっと50人以上はいます。留学生を加えるともっとですね。
おそらく「日本にいたら会わなかったんだろうな〜。」と思う、すごい濃い方がセブ島にはたくさんおられまして、そういった方と初めて出会った時の衝撃はすごいです。
(セブにいる日本人は「変人ばかり!?」と、一部の界隈では口にされる程だとか。笑)
実際、今の仕事の半分以上は、セブ島で直に出会った方からお仕事をいただき、今に至ります。
「人との出会いで、人生が切り開かれていく」
これを、身に沁みながら体験しました。
みなさん、本当にありがとうございます。
その3:自分は自分だからという根拠のない自信
今は、昔と比べてだいぶ自分に自信を持てるようになったと思います。
ただ、その自信は、今までとは少しタイプが違うような気もします。
それは、”何かができるからする”という分かりやすい実績に頼った感覚ではなく、”何かがやりたいからする”という自分の奥底から湧き上がるワクワクする気持ちに頼った感覚のことだと解釈しています。
ちょっとわかりづらいですよねw
少し、昔と比較して振り返ってみます。
飲食店社員時代
この時は、自分が所属していた会社と毎日出勤していた店舗の中にある評価と人間関係が全てでした。
その世界にいると、どうしても近くにいる人たちの存在があまりにも大きく、会社が求める理想像を追いかける自分がいました。
本当の自分を押し殺すような感覚が、どこかにあったんですよね。
上司や部下とのやり取りなどの中で、何か納得いかないことがあっても、こう思うようにしていました。
「今は耐えるべき時だ。これを乗り越えれば、自分の成長がある。会社から評価してもらえる」
フリーランス時代【今】
今は、仕事をいただく無数の人(俗に言う、クライアント)とそこに取り巻く人たちの中に、評価と人間関係があります。
この世界は、飲食店時代と比べると、広くなる可能性が十分にあります。
また、飲食店時代と決定的に違うのは、仕事をするスタンスです。
あくまで、仕事を「取りに行く」ということで、自分自身と相手方、双方との合意がなければ仕事は成立しません。
まだまだ僕は駆け出しですので、仕事を取る面で選り好みはそんなにできませんが、自分の意思(やりたいからする)を仕事の面で反映させることができます。そして、それはやがて自分のライフスタイルとなっていきます。
フリーランスになると、そうやって自分を強く持ち、ちゃんと自己主張できるかがとても大切になってきます。
この”やりたいからする”という感覚は、持ち続けると、自我が芽生えてきます。そして、行動力がさらに増し加わります。
これが、「根拠のない自信」の一つだと思っています。
2. 仕事に対する価値観は、やり甲斐と関係するのか?
仕事のやり甲斐が何なのか迷走した話
ちょうど、今から1年前
ライティングの仕事だけで食べていた時の話です。
「来月で、吉本さんに記事の依頼は打ち切らせていただきます。」
突如、編集者から言われた言葉。
この企業からの収入が月の大半を占めていたので、僕にとっては死活問題でした。
「これからの仕事どうしよう…」
また、それと同時に..「なんで?」という気持ちと悔しさが込み上がりました。
(その時の理由は、僕が以前に寄稿した記事が、とあることがきっかけとなり炎上する形になり、信頼を無くされてしまったのが原因でした)
「こうも簡単に切られてしまうのか・・世知辛いなぁ。」
この時に、仕事へのやり甲斐をどこに見出せばいいのか、よくわからなくなりました。
「なんだかんだあの時は、辛くても楽しくやれてたんだよなぁ・・」って
正直、日本に帰ってまた会社員に戻ろうって考えた時もありました。
この時が、フリーランスになって一番最初の試練でした。
仕事への価値観は6つに分類できる
これは、昨年にセブ島で開催されたイベントでの話です。
その時に登壇された桑野麻衣さんのお話が、とても参考になったのでご紹介したいと思います。
私生活・仕事に対する価値観は、6つに分類される。
- 愛
- 正義
- 自由
- 安定
- 学習
- 貢献
これらの価値観は、人によって優先順位は違う。
他者と仕事をする上で、相手がどの価値観を重んじているのかを知ることで、コミュニケーションの取り方が大きく変わってくる。
そうして、共に価値観が似ているもの同士、違うもの同士、双方がお互いを認め合う関係・風土が生まれてくる。
たぶん、飲食の会社員時代の僕は、「貢献」や「愛」を一番大切にしていました。
「マッ○が恋人」でしたし、従業員のことを心から愛してましたし、会社への貢献を何よりも大切にしていました。
どうやら、今は、その仕事に対する価値観が少しずつ変わってきていたようです。
上の6つの価値観に当てはめるなら、今の僕は「学習」と「自由」が、かなり高い所に位置しています。
でも、まだそこに振り切れてもいないので、「貢献」と「愛」もいい具合に混在していますが(笑)。
この2年間で、自分の価値観は少しずつ変化していたんだ。だから、今までと同じやり方では、仕事のやり甲斐を見出せていなかったんだ。
人の本質はそう簡単には変わらないものの、仕事に求める価値観は間違いなく時間とともに置かれた環境で変化します。
このイベントを通じて、改めて今の自分が何を大切にしようとしているのか、再認識することができた貴重なひと時でした。
桑野さん、ありがとうございました!(桑野さんのFacebookはこちらから:https://www.facebook.com/mai.kuwano)
3. まとめ:最終的に大切なのは、自分という軸をブレずに持つということ
冒頭で触れたこの件について。
これは、置かれた環境でその人の育つ価値観は異なるため、どちらの生き方を選択していたとしても、結果、それなりに楽しく生きていたであろうっていうことです。
その価値観と自分らしさがイコールになれば、どの選択肢もその人にとって正解なんだろうなって、そう思っています。
僕は、セブ島に来てもうすぐ2年が経ちます。
これまでは、何をするにも「他人のために」という軸が根本にある自分でしたが、これからは、『自分のために』という軸を強く持ちたいと思っています。特に仕事をする点においては。
正直、自分のためってあまりやる気湧かないんですが(笑)、少しずつそんな自分を変えていきたいです。
余談ですが、今日2019年1月6日で29歳になりました。
これからも、自分のやりたいことをやり続ける人生を求めて、楽しく生きていきたいと思います。
最後まで、読んでいただきありがとうございました!